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レジ袋が有料化されたこともあり、エコバックは私たちの日常生活に欠かせないアイテムとなっています。
しかし、種類が豊富なエコバックから、自分に合った一つを選ぶのは意外と難しいもの。

そこで、この記事では、エコバックを選ぶ際に確認したい3つのポイントご紹介します。エコバック選びに迷っている方、今までなんとなく選んでいたという方の参考になれば幸いです。

エコバックを選ぶ際のポイント

エコバックはただ物が入ればいいというわけではありません。用途によって求められるエコバックのサイズや耐久性、デザインは大きく異なります。

どのように使うか考える

エコバックを選ぶ際のポイントは、まず「どのように使うか」を考えることから始まります。

毎日の買い物で使用するのか、大きな荷物を運ぶために使うのかなど、その用途によって適したエコバックは変わってきます。例えば、日常的な買い物には、折りたたみができ持ち運びにも便利な軽量のものが適しているかもしれません。

一方でまとめ買いなど大量の荷物を運ぶ場合には、耐久性があり広い開口部を持つトート型などが便利です。このように、エコバックを選ぶ際は、そのように目的を明確にすることが重要です。

自分に合ったエコバックを見つけるためにチェックするポイント

エコバックを選ぶときは、以下のポイントをチェックしておきましょう。

エコバックを選ぶ際のポイント
  • 形状
  • 素材
  • 機能

このちらの記事では、形状・素材・機能のそれぞれについて特徴やメリット、デメリットを詳しくご紹介していきます。

形状別で選ぶエコバック

エコバックにはさまざまな形があり、それぞれに利点があります。

多目的に使いやすいトートバック型、大容量の買い物にも適したレジカゴ型、いつでも鞄に入れておけるレジ袋型など。どんな使い方をするのかによって選び方が変わってくる重要なポイントなので、特徴をしっかり理解しましょう。


トートバック型

トートバック型のエコバックは、そのシンプルさと実用性で人気があります。

開口部が広く長めの持ち手が特徴で、肩にかけやすく、荷物の出し入れもスムーズに行えます。このタイプのエコバックは、日常の買い物や、本やノートパソコンなど少し重めの物を持ち運ぶのに適しているため、通勤や通学用バッグとしても活躍します。

素材もコットンやキャンバスなど、自然な風合いのものが多く、カジュアルな服装にもピッタリ合います。しかし、トートバック型のエコバックを選ぶ際には、重い物を入れたときに肩に負担がかからないか、また、バッグ自体の重さも考慮する必要があります。

トートバック型のメリット
  • 開口部が広く、荷物の出し入れがスムーズ
  • 大きめの荷物も入れやすい
  • どんな服装にも合わせやすい
トートバック型のデメリット
  • 重いものを入れた時に肩へ負担がかかる

レジカゴ型

レジカゴ型のエコバックは、スーパーマーケットの買い物かごにジャストフィットするよう設計されており、大量の買い物をする際に非常に便利です。

最大の特徴は、なんといっても収容力の高さです。底面が広く、側面もしっかりとしているため、食料品から日用品まで、多くのアイテムを一度に運ぶことができます。また、レジでの支払い時にも、エコバックをカゴにセットしておけば、自分で商品を移し替える手間が省け、スムーズに買い物を済ませることができます。レジカゴ型のエコバックのみ袋詰めをしてくれるというお店も多いですよね。

ただし、レジカゴ型のエコバックは、使用しないときにはそれなりのスペースを必要とするため、収納場所を事前に確保しておくことが大切です。大きめの買い物に特化したレジカゴ型は、計画的に買い物をされる方や家族が多いご家庭に特におすすめです。

レジカゴ型のメリット
  • 収納力が圧倒的に高い
  • 商品を袋詰めする手間が省ける場合もある
レジカゴ型のデメリット
  • コンパクトになりにくいので収納場所が必要
  • かさばるので常に持ち運ぶのには適さない


レジ袋型

レジ袋型のエコバックは、お店でもらうプラスチック製レジ袋に近い形状をしていますが、再利用可能な点が大きな違いです。
このタイプのエコバックは、軽量でコンパクトに畳むことができ、使わない時にはバッグや車の中に常備しておくことができます。急な買い物やちょっとした物を持ち運ぶ際にも非常に便利で、日々の使用に適しています。

ただし、レジ袋型は開口部が広く閉じる機能が限られているため、中身が見えやすくなってしまう点や、薄い素材のため重い物を入れると破れるリスクがある点は注意が必要です。シンプルで使い勝手の良いレジ袋型は、初めてエコバックを買うという方にもおすすめです。

レジ袋型のメリット
  • 軽くてコンパクトなものが多い
  • 鞄の中などに常備するのにおススメ
レジ袋型のデメリット
  • 開口部が狭い
  • 重いものを入れると破れてしまうリスクも

折りたたみ式

折りたたみ式のエコバックは、他の形状と比べて携帯性が高く人気があります。
小さく畳むことができるため、常にバックへ入れておけば、急な買い物の際にも安心です。

また、デザインや色、形状も豊富で、ファッションアイテムとしての楽しみもあります。畳むとポーチ形状になるなど、バッグの中での収納がしやすいよう工夫がされている商品も。

ただし、非常に薄い素材で作られているものも多く、耐久性には限界があるため、レジ袋型と同様で重い物を運ぶ際には適していない場合もあります。日常的な軽い買い物や、旅行のサブバッグとしてもとても便利な折りたたみ式エコバックは、一つ持っておくと何かと役立ちます。

折りたたみ式のメリット
  • 他の形状よりもコンパクトになりやすい
  • デザインや色などが豊富
折りたたみ式のデメリット
  • 重いものを入れると破れてしまうリスクがある

リュック型

リュック型のエコバックは、手提げバッグとは異なり、背負うことで重量を体全体で支えられます。なので重い荷物を運ぶ際にも負担が少ないのが特徴です。

アウトドアや大きな買い物、さらには子供のいる家庭での使用にも適していますね。多くのリュック型エコバックは、複数のポケットや調節可能なストラップを備えており、使い勝手の良さも魅力の一つです。
また、リュック型は両手が自由になるため、買い物以外にも様々なシーンで活躍します。

しかし、中の物を取り出す際にはバッグを下ろす必要があり、その点では手提げ型に比べて少々不便に感じてしまうかもしれません。

リュック型のメリット
  • 重い荷物を運ぶ負担が少ない
  • 両手があくので子どもと一緒の買い物の時などにも便利
リュック型のデメリット
  • バックを降ろさないと中身を取り出せない

素材別で選ぶエコバック

形状と一緒にチェックしておきたいのはその素材です。素材はその使用感や機能性、さらに環境への影響まで大きく左右する重要な要素です。具体的にはコットン素材からナイロン・ポリエステル素材、キャンバス生地、リサイクル素材まで、様々な素材で作られたエコバックがあります。

自分に合ったエコバックを見つけるためには、素材の特性を理解して使用目的に合ったものを選ぶことがカギとなります。それぞれの具体的な特徴とメリット、デメリットを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

コットン素材

コットン素材のエコバックは、その自然な風合いと肌触りの良さで多くの人に選ばれています。コットンは再生可能な天然資源から作られ、使い込むほどに柔らかさと味わいが増していきます。
また、通気性が良いため、食品の保管にも適しており、洗濯機で簡単に洗えるので衛生的にも保ちやすいです。

しかし、コットン素材は水に濡れると乾きにくいというデメリットがあり、重い物を入れ続けると伸びる可能性もあります。それでも、環境にやさしい選択をしたい、ナチュラルなスタイルを好む方には、コットン素材のエコバックは非常に魅力的な選択肢です。

自然環境への影響を考えるならば、オーガニックコットン製のものを選ぶとさらにエコフレンドリーな選択となります。

コットン素材のメリット
  • 使い込むほどに味わいが出るので愛着が沸く
  • 簡単に洗えるので清潔
  • 環境に優しい
コットン素材のデメリット
  • 重いものをずっと入れていると伸びる可能性も
  • 水に濡れると中身も濡れてしまう

ナイロン・ポリエステル素材

ナイロンやポリエステル素材のエコバックは、その軽量性と耐久性で注目されています。
これらの合成繊維は水に強く、雨の日でも中身を濡らすことなく使用できます。また、サラサラした素材で汚れにくく、汚れても簡単に拭き取れるのでお手入れも簡単です。

特に、旅行やアウトドアでの使用に適しており、折りたたむと非常にコンパクトになるため、サブバッグとして持ち運びにも便利です。

一方で、合成繊維は石油を原料とするため、環境への影響を懸念する声もあります。しかし最近では、リサイクルされたナイロンやポリエステルを使用したエコバックも増えており、環境負荷を低減しながらも耐久性と機能性を兼ね備えた製品を選ぶことも可能です。

ナイロン・ポリエステル素材のメリット
  • 軽くて耐久性がある
  • 汚れが付きにくいのでお手入れが楽
  • 水に強い
ナイロン・ポリエステル素材のデメリット
  • 石油原料なので環境へ負荷がかかる(環境負荷の少ない製品もあります)

キャンバス生地

キャンバス生地のエコバックは、頑丈さと耐久性が特徴です。日常使いはもちろんのこと、重い荷物を運ぶ際にも大変役立ちます。キャンバスは厚手のコットン生地で、その丈夫な織り方が特徴です。

繰り返しの使用や洗濯に耐えることができ、長期間にわたって愛用することが可能です。また、キャンバス生地は塗料を施しやすいため、個性的なデザインや色彩豊かなプリントが施されたバッグも多く見られます。
このような特性から、キャンバス生地のエコバックはファッションアイテムとしても魅力を放っています。

ただし、厚手のしっかりしたものは重量感があるため、持ち運びの際にはその点を考慮する必要があります。耐久性とスタイルを兼ね備えたキャンバス生地のエコバックは、日々の買い物からカジュアルな外出まで、幅広いシーンで活躍します。

キャンバス生地のメリット
  • 頑丈で耐久性がある
  • デザインが豊富
キャンバス生地のデメリット
  • 厚手のものは重たい

リサイクル素材

リサイクル素材から作られたエコバックは、環境への意識が高まる中で注目を集めています。具体的にはリサイクルポリエステルや、リサイクルコットンなどが挙げられます。

このタイプのエコバックは、使用済みのプラスチックボトルや衣類など、さまざまなリサイクル素材を原料として使用しており、資源の再利用に貢献しています。
リサイクル素材を使ったエコバックは、環境負荷を低減するだけでなく、素材によっては水に強い、軽量など、実用的な特性を備えていることも多いです。

また、リサイクル素材を活用したことをアピールするデザインのものもあり、環境保護への意識をファッションで表現したい人にも適しています。しかし、リサイクル素材の種類によっては、耐久性にバラツキがある場合があるため、購入時にはその点を確認することが大切です。

機能で選ぶエコバック

形状と素材の他にも、エコバックを選ぶ際にチェックしたいのは、機能性です。保冷タイプのエコバックなどは、よく見かけることが多いのではないでしょうか?機能性の高いものはお値段も少し高くなってきますが、自分に合ったものを選べば使い勝手はぐんと良くなりますよ。

保温・保冷タイプ

保温・保冷タイプのエコバックは、食品を適切な温度で運ぶことができます。温かい料理を温かいまま、または冷たい飲み物やアイスクリームを溶けずに運びたい時に役立ちます。

内側に保温・保冷材が施されており、外部の温度変化から中身を守ります。ピクニックやバーベキュー、スポーツ観戦などのアウトドアはもちろん、夏場の買い物などでも重宝します。中に保冷剤をセットできるポケット付きのものなど、細かな工夫がある製品も多いのでよく見てみてくださいね。

多機能ポケット付き

多機能ポケット付きのエコバックは荷物の整理に特化しており、使い勝手の良さが特徴です。外側や内側に複数のポケットが備えられていることで、携帯電話や財布、鍵といった小物を分けて収納することができます。
これにより、バッグの中で物が迷子になるのを防ぎ、必要なものを素早く取り出せるようになります。

また、ペンホルダーやウォーターボトル専用のポケットがあるなど、特定の用途に合わせたものも。
日常生活だけでなく、旅行や特定の趣味活動にも最適です。ただし、ポケットが多いとその分重くなる傾向があるため、日常使いする際にはそのバランスを考慮することが大切です。

洗濯可能

エコバックを使っていると、どうしても気になってくるのが汚れです。洗濯可能なエコバックは、清潔を保ちたい人にとって必須です。洗濯機で丸洗いできるタイプであれば、いつでも清潔に保つことができます

洗濯可能なエコバックを選ぶ際は、素材が水に強いこと、色落ちしにくいこと、形が崩れにくいことなどを確認することが大切です。洗濯可能なエコバックのほとんどは、耐久性にも優れており、長く使うことができます。

畳みやすい

簡単に畳むことのできるエコバックも人気がありますね。これらのエコバックは薄手の素材が用いられ、簡単に折りたためるよう工夫がされています。誰でも簡単に、小さくまとめることができるのが魅力です。

使用しない時にはコンパクトに折り畳んでバッグや車の中、デスクの引き出しに簡単に収納できるため、急な買い物や荷物の増加にも柔軟に対応できます。

非常に薄手の素材で作られていることが多く、重いものを入れるのには向かない場合もあります。

耐久性

エコバックを長く大切に使いたいという際には耐久性も確認しておくと良いですね。キャンバス生地など頑丈な素材を使用しているものや、縫製がしっかりしているものがおすすめです。

エコバックを頻繁に買い替えることが無くなることで環境への負荷を低減することにも繋がりますよ。

その他のポイント

エコバックを選ぶ際、そのブランドの倫理性や環境への影響について考えてみることも、環境について考える第一歩になります。


ブランドがエシカルであるかどうか

エシカルなブランドからのエコバック選びは、消費者としての意識の高さを示すだけでなく、環境への配慮や労働条件の改善へ実質的な貢献をする手段の一つです。

エシカルなブランドとは、製品の製造から販売に至るまでの過程で、環境保護、公正な労働条件、動物福祉など、社会的な責任を重視している企業のことを指します。
エシカルなブランドを選ぶ際には、企業がどのような取り組みをしているのかを確認し、自分の価値観に合致するかどうかを考えてみることが大切です。

エコバックを単なる持ち運びの道具として考えるのでなく、自分の信念を表現するアイテムとするのも素敵ですね。

環境への影響を考える

エコバックを選ぶ際、素材、製造過程、そして製品の廃棄方法に至るまで、環境へどのような影響があるかを考えることも大切です。例えば、再生可能な資源から作られた自然素材や、リサイクル可能な素材を使用したエコバックは、地球資源の消費を抑えると同時に、廃棄時の環境負荷も低減します。また、耐久性が高く長く使えるエコバックを選ぶことも、廃棄物の削減に繋がりますね。

まず消費者一人ひとりが環境への影響を考慮した選択を心がけることで、大きな変化を生み出すことができます。

まとめ:エコバックの選び方をご紹介しました

こちらの記事では、エコバックの選び方について、形状、素材、機能の3つのポイントをご紹介しました。エコバック選びの際は、まず「どのように使うか」を考え、形状や素材、機能性を吟味して選ぶことが大切です。

エコバック1つとっても、購入前によく考えてみることは無駄な消費を防ぐことになります。それは、持続可能な未来への小さな一歩になります。ぜひ、あなたにぴったりのエコバックを見つけてくださいね。